グライシンについて

ブランドフィロソフィー

1914年に創業したグライシンは、創業以来、創業地にあたるスイスのビエンヌで良質で信頼できる時計を製造し続けています。

 

スイスの高級機械式時計に携わる名家に生まれた創業者のユージン・メイランは、完璧で妥協を許さないものづくりで知られたエンジニアでした。

彼は市場のニーズと技術の限りを熟知し、当時の市場で求められていた需要と最新技術を見事なまでに融合させた新しい時計を次々生み出しました。

 

創業者メイランのユニークなDNAを脈々と受け継ぎ、際立った個性の光るタイムピースをつくりつづけること、それがグライシンのアイデンティティーです。時にそれはメインストリームから少しだけ外れていることもあります。しかしそれがグライシンならではの独特の個性をより一層際立たせるのです。

 

創業以来99年、グライシンは丈夫で信頼できる品質、堂々とした力強いフォルムとデザイン、そして航空時計のパイオニアとして世界に広く知られています。1914年創業のファミリーカンパニーとしてスイスで変わらないものづくりを続けること、それこそがグライシンの信頼と品質の証でもあるのです。

ステファン・ラック

グライシンウォッチSA 代表取締役

ブランドヒストリー

グライシンは、1914年、スイスのビエンヌ (ビール)に創業しました。

 

スイスの高級機械式時計に携わる名家に生まれた創業者のユージン・メイランは、完璧で妥協を許さないものづくりで知られたエンジニアでした。彼は市場のニーズと技術の限りを熟知し、当時の市場で求められていた需要と最新技術を見事なまでに融合させた新しい時計を次々生み出しました。1914年に発表した独自開発の高精度小型手巻きムーブメントは、市場で求められていたニーズと最新技術を見事なまでに融合させたものでした。彼の創り出す独創的な時計は評判を呼び、次第にグライシンはスイスのクラフトマンシップに基づいた高品質なウォッチメーカーとして知られるようになりました。

 

1931年には高精度の自動巻きムーブメントを開発、1934年にはスイスの厳密なクオリティーコントロールをパスしたクロノメーターシリーズを発表するなど、革新的なものづくりは続きました。しかし、時代は世界恐慌と世界大戦の時であり、特に輸出産業にとっては商業的に成功するには非常に厳しい時代でした。

 

それでもなお、ユージンは果敢に挑戦を続け、1938年にはバーゼルフェアに出展しました。当時出展した29社のうちの一社だったグライシンは、初出展以来、今日まで途絶えることなく出展している数少ないブランドのひとつです。

The Beginning

グライシンの始まり

1945年に第二次世界大戦が終戦すると、世界市場は次第に復興の兆しをみせはじめ、スイスの主要産業である時計業も次第に勢いを取り戻していきました。グライシンもすぐに製造を再開し、戦前に培った技術やアイディアを集結させて生産本数を飛躍的に増やし、自動巻き時計のシリーズを数多く発表しました。

 

1952年には、高度な防水性と耐衝撃性を実現し、過酷な状況でも長く使用に耐えうるデザインを実現した、有名なバキューム・クロノメーターが誕生し、人気を博しました。

 

1953年には、民間および軍用機パイロットの意見を取り入れて開発したエアマンシリーズが誕生し、すぐに世界的な熱心な人気商品になりました。アメリカ空軍のパイロット達はこぞってグライシンを愛用し、また当時飛躍的に増えつつあったジェットセッターや頻繁に海外旅行をする人々にとっても、エアマンの先進的な機能性は非常に画期的なものでした。こうしてグライシンは、丈夫で信頼できる品質と画期的な機能を持った、航空時計のパイオニアとして世界に広く知られるようになっていったのです。

The Comeback

不遇の時代からの復活

1970年代になると、クオーツ時計の普及によって、それまで一部の限られた人間のための高級品であった腕時計は安価で手に入りやすいものになり、機械式時計のメーカーであったグライシンは生き残りをかけて再び苦渋の選択を迫られました。1984年にはハンス・ブレヒビューラー社に経営が引き継がれました。

その後もグライシンは果敢に新作を発表し続け、その確固としたものづくりは次第に北欧諸国、イタリア、オランダ、ベルギー、ドイツといった国で安定した支持を獲得していきました。

 

1990年代になると、グライシン特有のケースの大きな機械式時計が再び注目されるようになり、52mmというグライシン最大のケース幅を持つF104、V7750やV7751といったクロノグラフモデルなど、50年代を髣髴とさせるエレガントなデザインとどの方向から見てもグライシンとわかる独特のサイズは、航空時計と並んでグライシンのアイコンのひとつとなりました。

 

以来、現在に至るまで、創業者ユーリン・メイランのユニークなDNAを継承し、際立った個性の光るタイムピースをつくり続けています。

The Giants

Take Over

伝説の継承

continous fine swiss watch making

since 1914